オリックス銀行カードローンとオリックスクレジットVIPの違い

オリックス銀行カードローンとオリックスクレジットVIPの違い

オリックス銀行カードローンとオリックスクレジットVIPの違い

同じオリックスという名前を持つため混同する人もいますが、オリックス銀行カードローンとオリックスクレジット・VIPローンカードは全く異質のカードローンです。

 

共にオリックス株式会社の子会社ではありますが、オリックス銀行が金融機関であるのに対し、オリックスクレジットは貸金業者であるため、貸金業法における総量規制が適用されます

 

ちなみに、オリックス銀行カードローンの保証会社にはオリックスクレジットがなっています。両ローンのスペックには似た箇所があれば、異なる箇所もあり、比較すると以下のようになります。

オリックス銀行とオリックスクレジットの金利

通常、貸出金利は銀行が低くて消費者金融が高いというのが相場ですが、オリックスの場合は逆になっています。

 

銀行カードローンの金利は100万円未満コースが12.0〜17.8%、100・150万円コースが6.0〜14.8%であるのに対し、VIPローンカードの金利は30・50万円コースが6.0〜16.8%、100・150万円コースが6.0〜14.8%と銀行よりも低くなっているのです。

 

上限金利はオリックス銀行が17.8%に対し、オリックスクレジットVIPは16.8%と0.1%低い金利です。0.1%がどれほど違うのかと言えば、はっきり言えばそこまで大きな違いはありません。しかし、少しでも安い金利の方が良いことは確かなことです。

申込方法、借入方法、即日融資

申込はインターネットから、借入は利用者の保有口座への振込とATMからの出金、ということは両ローンとも同じです。

 

また、15時までに借入手続きの完了した分に関しては即日振込、15時以降の申込分と休日に申し込んだ分は翌営業日に振込、そして、振込先がジャパンネット銀行の場合は一日中何時に申し込んでも即時の振込が可能ということも両ローンに違いがありません。

 

ただ、銀行カードローンが即日融資に対応できていないのに対し、VIPカードローンはインターネットですべての手続きを終える「即契」を利用すると、即日融資を受けられます。なお、オリックス銀行カードローンはオリックス銀行の口座の保有を条件としていません。

オリックス銀行とオリックスクレジットの返済方法

約定返済に関しては両ローン共、利用者の保有口座からの引き落としと、ATMからの入金になっています。銀行カードローンはそれに加えて返済専用口座への振込も可能ですが、ATMからの入金は無料であるのに振込手数料を取られるため、利用価値がありません。

 

なお、VIPローンカードは任意返済(追加返済)にインターネットを利用した振込返済システムの「ペイジー」が採用されているため、利便性が高くなっています。当然、振込手数料は無料です。

提携ATMではオリックス銀行の方が圧倒的に便利!手数料も無料

提携ATMには異なる点が見られます。銀行カードローンはセブンイレブン・ローソン・EnetなどすべてのコンビニATMの他、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行、西日本シティ銀行などのATMが利用でき、しかも、利用手数料がすべて無料になっています。

 

一方、VIPローンカードの場合は銀行カードローンが提携しているATMをすべて利用できる他、みずほ銀行やりそな銀行など、全国の多くの金融機関のATMが利用できます。

 

しかし、ATM利用手数料は三井住友銀行やゆうちょ銀行、一部の地方銀行のATMが借入のみ、無料になっているだけで、コンビニATMはすべて有料です。さらに、返済に関しては金融機関、コンビニに関わらず、すべてのATMが有料になっています。

 

収入証明書不要額でもオリックス銀行が便利

記事冒頭でも述べましたが、オリックスクレジットは貸金業者にあたりますので、総量規制が適用されます。つまり消費者金融のように収入証明書が必要になる金額は50万円以上または他の貸金業者との借入合計が100万円以上の場合になりますが、オリックス銀行は300万円以下の場合、原則収入証明書不要となり申込しやすくなっています。

 

当然オリックスクレジットでは年収の1/3までしか借入できません。やはり総量規制の対象となるオリックスクレジットと対象外のオリックス銀行では利便性を含め差が生じてきます。オリックス銀行の方が手軽に申込することも可能で身近な存在と言えるでしょう。

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