カードローンの金利の違いによる利息の変動と無利息期間

カードローンの金利の違いによる利息の変動と無利息期間

カードローンの金利の違いによる利息の変動と無利息期間

カードローンを選ぶ際の重要な要素に金利がありますが、金利は低ければ低いほど良いということは誰しもわかってはいても、金利の差によってどのくらい利息が違ってくるのかを把握している人はそれほどいないのが現実です。

 

例えば、20万円を借り入れる場合、消費者金融のアコムでは金利が通常18%、みずほ銀行では14%、住信SBIネット銀行・MRカードローン(プレミアコース)では7.99%になります。

 

仮に、それぞれのカードローンからの借入に対して毎月1万円を返済した場合に6か月後の利息と元金残高を比べると以下のようになります。

 

【20万円借りて、毎月1万円返済した場合】

返済回数 アコム
金利18%
みずほ銀行
金利14%
住信SBIネット銀行
金利7.99%
1回

利息2,958
残高192,598

利息2,333
残高192,333

利息1,331
残高191,331

2回

利息2,854
残高185,812

利息2,243
残高184,576

利息1,273
残高182,604

3回

利息2,748
残高178,560

利息2,153
残高176,729

利息1,215
残高173,819

4回

利息2,641
残高171,201

利息2,061
残高168,790

利息1,157
残高164,976

5回

利息2,532
残高163,733

利息1,969
残高160,759

利息1,098
残高156,074

6回

利息2,422
残高156,155

利息1,875
残高152,384

利息1,039
残高147,113

上記の表から、アコムは6ケ月間で16,155円の利息を支払い、尚且つ、156,155円の残高があります。みずほ銀行は12,643円の利息を支払い、残高は152,834円です。一方、住信SBIネット銀行は7,113円の利息しか支払っていないのに、残高は147,113円まで減っています。

半年程度の返済でも金利による利息は大きな違いが出る!

仮に、6ケ月目で残高を一括返済すると20万円の借入に対して、アコムは総返済額が232,310円、みずほ銀行は225,477円、住信SBIネット銀行は214,226円になります。

 

借入金額が数万円程度であれば利息額に大きな違いは出ませんが、数十万円以上の高額な借り入れになると金利の差が大きく影響するようになります。

 

また、一括返済しないで1万円の返済を繰り返す形で完済させる場合、アコムは24回の返済で完済し、利息総額は38,870円、返済総額は238,870円になり、みずほ銀行は23回で完済し、利息総額は29,062円、返済総額は229,062円になり、住信SBIネット銀行は22回で完済、利息総額は15,341円、返済総額は215,341円でしかありません。

 

住信SBIネット銀行プレミアムコースは、20万円を半年借りた場合返済総額は215,341円で、支払った利息は15,341円とかなり少ないです。このことから分かるように、住信SBIネット銀行プレミアムコースの7.99%の金利は非常に安い金利と言えるのです。

アコムの無利息を入れた場合、みずほ銀行よりも支払利息は少なくなります!

なお、アコムには30日間の無利息期間があるため、無利息期間を利用すると1回目の返済は元金のみで、利息の返済が飛ばされます。

 

すると、6ケ月目で一括返済した場合は利息総額が12,728円で、返済総額は225,267円になります。つまり、みずほ銀行の225,477円よりも低くなるということです。金利はみずほ銀行が14.0%に対し、アコムは4%高い18.0%の金利計算で行っています。

 

しかし、半年間の返済の場合だと、無利息が付いているアコムの方が支払い利息は少なく、お得になるのです。このように無利息のカードローンは返済期間によっては低金利な銀行カードローンよりも安い金利になるのです。

 

アコム以外にもプロミス、新生銀行カードローン レイク、ノーローンなどが無利息サービスを行っています。上手に活用すれば金利の低さより大きなメリットを得られます。

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