消費者金融の豆知識

消費者金融の豆知識

消費者金融の豆知識

消費者金融って、外部者にとってはどんな所なのか、なかなか分かりづらいですよね。1人1人の個人情報を取り扱っている会社なので、情報に関しては漏れないようにセキュリティーをかけるのは当然ですが、仕事内容に関してもあまり知られていないイメージがあります。

 

そこで、実際消費者金融に勤務していた人に実態を聞いて来ました!

消費者金融会社の仕事って何をしているの?

元消費者金融に勤めていた男性(年齢30代後半)の人に聞いたところ、男性社員はほとんど管理業務(延滞債権の電話業務)が主の仕事になっているみたいです。

 

もちろん、融資業務もするらしいですが、審査関連はパートや女性社員が担当しており、最終的に融資の可否を判断する男性が数人程度いるだけで、残りの人は督促業務を行っているみたいです。

 

督促業務でも、延滞数日〜1週間程度は、女性でも電話連絡をするみたいですが、1週間以上では、ほとんどが男性社員とのことです。

 

審査部門に関しては、まず、FAXやネットで申込があったものに対して、流れ作業的に審査をすすめており、審査スピードを上げるために、同じ作業を黙々とこなしているとのことです。

実際に怖い取り立てとかあるの?

消費者金融と聞くと、未だにまだ怖い取り立てのイメージを持っている人がいるでしょう。実際、ドラマや映画などでも大声で叫んだり、貼り紙を貼ったりなど何十年前の消費者金融なの?と思うシーンが度々出てきます。

 

ついこないだでは、草薙君が主演していた、銭の戦争で「赤松金融」が取り立てに関していろいろな方法で回収していたのを見ました。

 

ドラマを見る限り、赤松金融は正規の消費者金融会社なので、あのような取り立て行為をした場合、一発で営業停止などの行政処分の対象となるでしょう。

 

消費者金融は貸金業法を遵守する必要があり、この貸金業法は特に取り立て行為の規制に関しては非常に厳しい法律となっております。

 

消費者金融などの、貸金業者は昔より取り立て行為が社会問題化するごとに、法律が一層厳しくなっている背景があり、貸金業法=取り立て規制がメインと言っても過言ではありません(もちろん取り立て行為以外の規制も沢山あります)。

今の時代、正規消費者金融の怖い取り立てはありません!

正直言って、今は貸してる側よりも、借りてる側の方が強いのではないのでしょうか?それほど、消費者保護の法律が多くあり、貸金業法においても、「人を威迫し、又はその私生活若しくは業務の平穏を害するような言動により、その者を困惑させてはならない。」というのが根本にあります。

 

ですから、電話はもちろん、自宅に消費者金融業者が来た時も、借り手が威迫を受けたと言えば、法律違反になる可能性が充分にあるということです。

 

銭の戦争でやっていた貼り紙等に関しても、貸金業法では「張り紙、落書き、その他いかなる手段でも、債務者の借入に関する事実、その他プライバシーに関する事項等をあからさまにすること」は禁止となっています。

 

あんな取立てをしていたら、間違いなく行政処分となり、最悪営業停止となることも考えられるのです。

 

1人の顧客に対し、クレームを入れられて営業停止になったものなら、消費者金融会社はたまったものではありません。そのため、今現在ドラマなような怖い取り立ては一切無いと思っていただいて結構です。

 

但し、これはあくまで正規の消費者金融会社に限ったことであり、無登録の闇金業者などには当てはまらないので、最も大事なことは、そのようなヤミ金から絶対に借りないことと言えます。

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